もしも私が富豪なら

この世に一億は存在する推し全員に貢ぎたい

なのになぜ痩せない

食に無頓着とはよく言うが、そう定義されるのは一体どれくらいのレベルからなんだろう。

私の母は、食事が生活の中でかなり重要だと考えているタイプで、一日三食きっちり取らないと怒る人である。幼い頃から少量でも必ず朝から強制的に米かパンを食べさせられてきたわけだが、高校生くらいになったときに私はふと気づいたのだ。
私、朝は死ぬほど食欲ねぇな。
とにかく朝からお腹が空かない。気持ち悪い感じもある。食べると吐きそうになることもある。もう全然朝ごはん食べる気しない。
そんな私を見て母が言うのだ、朝ごはん食べないと頭も回らないし変な時間にお腹空いて困るよ。なるほど、それは理解できる。確かに朝ごはんを抜いてしまうと、大体10~11時くらいにひどくお腹が空いてくる。お腹が鳴る。けれど、私はまたそこで気づいたのだ。
お腹空いても全然困らん。
私はここでようやく自分が食に対してどう思っているのか考え始めることになる。

食に無頓着だというのは、一般的には食べることすべてに興味が無い状態を指しているのだと私は思ってる。ほんとどうでもいいけど死ぬから食べる、みたいな感じ。私はそれに近いけれど、食べ物に興味がないわけではない。嫌いな食べ物も少ないし、量も結構食べる。
ただ、空腹を感じていてもそれをどうにかしようという気がない。例えば夜ご飯を抜いたとして、寝る前にお腹が鳴るほど空腹に襲われたとしよう。食事が好きな人は、空腹では寝つけないと言って何かを口にするのだろう。私の母や友人なんかはそうだ。お腹空いてる状態で寝ることなんて不可能だ、とよく言っている。だけど私はお腹空いたままお腹も鳴ってるけど普通に寝る。寝ることができない、なんてことはない。

美味しいものは食べたい。そういう気持ちはある。お肉食べたい、毎日言ってる。好きな食べ物はお肉と卵料理、たんぱく質最高やん?????
だけどそれらをわざわざ食べなくても困らない。ハンバーガー食べたいな~~と言いながら半年くらい食べなくても平気だった。焼肉食べたいと毎日言いながら焼肉を食べるのは年一回程度である。つまり食べたい気持ちになるけれど、その食べたい気持ちを満たさなくても私は困らないというわけだ。

そして私はついに結論に至った。
「私、食べ物には興味あるけど、食べることには興味が無いんだな」

そうだ、食べ物に興味はある。美味しいものが美味しいのは知っているし、好きな食べ物もある。料理が調理されていく過程を見るのも好きだし、出来上がった食べ物の動画を見るのも好きだし、人が食べているのを見るのも好きだ。でもそれで、食に関する欲は満たされるのだ。美味しい食べ物の美味しそうな写真を見るだけで私の中の食欲は満たされる。
そうなるとあとどうにかしないといけないのは、人間の体の構造上仕方なく空いてくるお腹で、空腹を満たすためにとりあえず何か食べる。

そうだ、私の中で食欲と食事が繋がっていない。

食事に何の興味も感情も持っていないので、私は常にどうやら無表情で食事をしているらしいことに気づいた。やけに母に毎回美味しいかと聞かれるのはどうやらそういうことらしい。

常日頃から、自分が好きなアイドルや趣味以外のことに一切興味が無い人間だなとは思っていたが、人や食事まで興味がないのだとするとそろそろやばいなという気もしてくる。これからはもう少し、一般的な人間らしく生きたい。

と、ここまで真剣に考えたところで、一つの疑問が出てきた。こんなに食事に興味が無くて、一日二食みたいな生活で、食べても食べなくても変わんないよみたいなスタンスで生きてるのになんでどうして痩せないんだ?????????

あ~~~~ステーキ食べてぇ~~~~~~~